機材シリーズです。
カメラグランプリ2011はHOYAのペンタックス645Dが受賞しました。
受賞理由などの詳細は公式サイトや報道などをご覧ください。
http://www.cjpc.jp/gra/2011/grandprix11.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110518_446347.html
受賞理由などの詳細は公式サイトや報道などをご覧ください。
http://www.cjpc.jp/gra/2011/grandprix11.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110518_446347.html

↑HOYA ペンタック645D
645Dはデジタル中判カメラとしては初の受賞です。
また、HOYA社としてもカメラグランプリ初受賞となっています。
また、HOYA社としてもカメラグランプリ初受賞となっています。
HOYAは2007年にペンタックスを買収しており、現在はペンタックスという会社は存在せずHOYA社の保有するブランド名として継続しています。
私の記憶が確かならば・・・
カメラグランプリは2002年にキヤノンがEOS-1Dで初めてデジタルカメラとしてグランプリを受賞しましたが、それ以降は今回も含め全てデジタルカメラがグランプリを受賞しています。
(それ以前は全てフィルムカメラの時代でした)
(それ以前は全てフィルムカメラの時代でした)

↑EOS-1D
EOS-1Dはプロ用の超高性能カメラEOS-1Vをベースとして、APS-Hサイズの大型CCDセンサー(他社製)を擁して開発されたもので、価格のほうも70万円超と、一般のカメラマンには高嶺の花の存在でした。
画素数は400万画素と、今となってはかなり少ない仕様となっていました。
画素数は400万画素と、今となってはかなり少ない仕様となっていました。
しかし、その後キヤノンは熟成に熟成を重ね、自社製のCMOSセンサーを擁してEOS-1DMarkII~MarkIVを開発し、現在まで育て上げておりプロ機として不動の地位を築いています。
今回受賞のペンタックス645Dは、中判サイズの超大型CMOSセンサーを外部調達により実装。
度重なる開発中止や企業買収などの世間の荒波に翻弄されつつも、幻から現実の製品として成功させたという、まさにペンタックスの伝説ともなりそうな機種です。
度重なる開発中止や企業買収などの世間の荒波に翻弄されつつも、幻から現実の製品として成功させたという、まさにペンタックスの伝説ともなりそうな機種です。

↑HOYA ペンタック645D 2009年時点のβ機
(この時点では本当に発売されるのか?という疑問符が・・・)
画素数は4000万画素と、ほんとうにコレほど必要なのかと思えるほどのサイズとなっています。
価格のほうは中判デジタルとしては安価な70万円台となっていますが、まぁ一般の手の届く範囲からは完全に外れています。レンズも安価なものはほとんどないので、新規に一揃えしようとおもうと100万コースは覚悟しなければならないというものです・・・
今後、645DもEOSのように熟成を重ねて育って行くことを期待!