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ロケ地 熊本県・菊池渓谷

滝の上からの眺めです。

水の流れが主な被写体のときはシャッタースピードをどうするかで印象がかなり変わります。
露出を決める意図には絵の明るさと共に、ボケ具合とブレ具合の制御をを含んでいます。
サクラの撮り方では、明るさとボケ具合に関してはシャッターを切る前にほぼ掌握できますが、ブレ具合を予想することは難しく、他のことに比べて確実性が少ないです。まぁ誰でも難しいのだろうと思います・・・

この場面では明るさを決めるのに難しいところはないので段階露光を行いませんが、同じ明るさを維持したままでシャッタースピードを変化させて5枚くらい撮っています。掲載の絵でSS=15くらいです(シャッタースピードは「分の1」とか「秒」をつけないのが正しいカメラ用語)。

明るさを変えずにシャッタースピードを変化させるには絞りの開け閉め(デジタルならさらにISO感度も)を計算しますが、あまり絞りを変化させたくないこともあるので、調整用のNDフィルタを2,3枚携行することが多いです。

以前より、フィルタの使い方について解説せよとのご要望を多数頂戴しておりますが、脳内にあるものを一気に放出するのはなかなか難しいですね。ちょっとまだ書きかけたままになっています・・・

主に使っているのは富士フィルムのフィルタ↓です。
http://fujifilm.jp/personal/sheetfilter/index.html
(型番がちょっと難しくて間違えやすいので気をつけてください)