デジタルカメラの画素数が意に反して猛烈に増えすぎている為、パソコンの性能がいよいよ追いつかなくなってきてしまいました。元々、最高級マシンを使っているという訳ではないのでかなり厳しい状態です。w

で、パソコンを新しいものに入れ替えればすむのですが、今使っているやつを廃棄するのはエコの観点からもイマイチなので、一部部品交換をして延命を図ることにしました。

総予算はパソコン2台で分で20000円です。←えw

購入した部品は・・・

・メモリー・・・1ギガx4枚(新品で2000円x4)
・CPU・・・・ペンティアムD-945 3.4GHz プレスラ(中古で6000円)
・ディスク・・・500ギガ(新品で5000円)

これで1万9千円。あとはケーブル類やグリス関係で1000円くらい。

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メモリーは改造しようとするパソコンを仕入れたときは一枚だけでも数万円したのですが、いまやたったの2千円。今使っているメモリーと組み合わせて容量を増やします。ちなみに、このパソコンはサーバー機からの転用なので、パリティ付の高級なメモリーしか認識しないのですが、それでもこの値段です。

CPUは今使っているヤツの倍以上は処理できるものですが、それでも最新式よりは結構落ちますが予算も最低限なので贅沢はいえません。新品当時の価格は2万8千円くらいで、それを6千円で買えたと思えば安いものですが、こういうものはちょっと古くなっただけで猛烈に価値が失われるものです。これでいいんだかどうなんだか・・・

ディスクのほうは容量よりもスピンドル回転数の高速なものを選んでシーク待ち時間を短縮することを狙っています。画像の保存は別途大容量の外付けを使っています。


1号機
パーツ変更前変更後
CPUセレロンD 2.53GHz プレスコット-VペンティアムD-945 3.4GHz プレスラ
メモリー256メガ x 4 = 1ギガ1ギガ x 2 + 512メガ x 2 = 3ギガ
ディスク80ギガ 5400回転/分500ギガ 7200回転/分

2号機
パーツ変更前変更後
CPUペンティアム4 2.8GHz HTT プレスコット←変わらず
メモリー512メガ x 2 = 1ギガ1ギガ x 2 + 256メガ x 2 = 2.5ギガ
ディスク180ギガ 5400回転/分←変わらず

これで1号機は猛烈によくなりました。
巨大な画像ファイルをバンバン処理しても全然OK、バックグラウンドでRAW現像を一括で処理かけながら並行してほかの作業もストレスなくできるくらいです。

2号機はメモリーを足しただけですが、無茶すると固まるというのがほぼ解消。

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なお、上述のようにこのパソコンはサーバー機からの転用なので、作業性は猛烈にやりやすいです。
ケースのふたを開けるにはスライドロックをカチャッと外すだけでネジ類はいらないですから、2、3秒で内部を全開にできます。ディスクもすばやく交換できるようにスライドレールでロックされるだけなので、手際がよければ数秒以内で交換できます。
今回は手をつけませんでしたが、PCIなどのオプションカードもワンタッチでロックできるようになっていて、交換、増設の手間は最小限となっています。
まぁ実際はアトリエで使っているだけなのでゆっくりやればいいのですが・・・

あと、でかいヒートシンク(放熱器)は、CPUの発熱対策で最初からの継続利用です。
放熱効果を高めるため、さらにこのヒートシンクをプロペラファンで強制空冷する仕組みになっています。

ちなみに、サクラの本職はコンピュータのエンジニアなのでこの位はもうおもちゃレベルです。わは