モデルさんの頭の上に棒状の背景が重なる絵柄を串刺しショットといい、基本的にはカメラマンの方でよく注意して避けなければならない構図で、作品としてはイマイチとするのが一般的になっています。

しかし、光の角度やその他の事情でどうしても避けづらい場合もあります。
この場面でも普通に撮影すると野暮な串が2本キッチリ入ってくるので避けるべきアングルでしたが、他にあまりいいアイディアも無かったのでフレーミングで頭上をギリギリに詰めて目立たないようにしてみました(よく見ると串2本見えます)。

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(モデル ゆう)

全身ショットでなければ頭上を詰めるのは絵柄としておかしくないので、串刺しを回避しづらいときはフレーミングのほうで回避できるかどうか検討するとよいと思います。
この例でもあと数ミリ詰めても良さそうですね。