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コンクリート柱のエッジ部に紫色の滲みが見えてないでしょうか。←結構微妙ですからよく見てください。

もちろん、現物にはこのような色はついていないのですが、このように写ってしまう場合があります。
レンズ単体の結像に関わる問題と、デジタルカメラ特有の問題が複合して発生します。

詳しいメカニズムは意外と難しいので全部割愛。w
(但し、来月フォトマスターの試験を受けるような人はよく勉強しておいたほうがイイ鴨・・・

ぶっちゃけたところ、発生程度によってはキニシナイということにしてしまえばいいのですが、これが盛大に発生していたり、絵柄が細かい場合は気になって仕方ないということもあるでしょう。

で、仕組みは別として簡単に補正するならSILKYPIXを使います。

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SILKYPIX3.0の画面の左下端っこの超目立たないところに「レンズ収差補正」というちいちゃなボタンがあるのですが、これを見つけて押してみてください。
これで「レンズ収差補正」というツールボックスが出てきますので、三つあるうちの一番下の囲みにある倍率色収差にチェックをつけ、そのすぐ右の「倍率色収差補正ツール」をクリックします。
そんで、カーソルがスポイト型になったらコンクリートのエッジ部分をぐぃーっと囲んでおしまい。

修正結果がコレです。まぁ微妙な例ですが、コレ見て変な色が出てなければそれでOKということです。

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モデル すがはらなおこ@babaroa撮影会