単体露出計で入射測光するときは、被写体側から受光部をカメラ側に向けて測光するだけです。
絞りはF2.8+7/10(約F2.8半)と読めます。
絞りはF2.8+7/10(約F2.8半)と読めます。

通常はもうこれでおしまいなのですが、スタジオでライティングを組み上げたり、もうちょっとまじめにやるときは露出計のモニタ機能を使って光のムラを読み取り、ライトの照射方向を補正したり位置を変えたりして、希望通りに直します。
安い露出計だと何度も測りなおして基準露出との輝度差を計算する必要があるのですが、ケンコーKFM-2100(ミノルタフラッシュメーターVIと同等品)ではLATITUDEボタンを押すとモニタ機能が作動して、測光ボタンを押したまま露出計を動かすだけで基準露出との差を1/10段ステップ単位でダイレクト表示します。
輝度差が+表示のときは明るいということになります。
↓の例では1段+1/10明るいと読めます。
また、左のスケールにも半段単位で表示されますので、見やすくなっています。
スケール読みでF2.8半に対してF5.6になっていると読めます。
輝度差が+表示のときは明るいということになります。
↓の例では1段+1/10明るいと読めます。
また、左のスケールにも半段単位で表示されますので、見やすくなっています。
スケール読みでF2.8半に対してF5.6になっていると読めます。

光の分布をスキャンするようなものです。
たとえば顔の正面と左右、足元の位置ではどうかなど、目視だけでは判断が難しいところを助けてくれます。
※入射測光のモニタ機能を使用する場合は平面受光板必須
--
αSweetDIGITAL
(モデル 家猫)
--
αSweetDIGITAL
(モデル 家猫)