昨年撮影分の写真の整理がようやくひと段落。
一度しか撮らなかったモデルさん等若干の未整理はありますが、それはもうあとでゆっくりやることに。
ホントは撮ってすぐ整理したほうがホットでいいんですがチョット多めにためてしまいました・・・

サクラ風の写真の整理とは、失敗したものを削除するというものではなくて、気に入ったものを拾い上げてさらに厳選するという作業がメインになります(基本的には削除はしません)。

だいたい次のような工程にしています。

1.SILKYPIXでピント、露出、構図、絵柄等を目視確認。良さげなものに現像予約を付けます。
同時にトリミング作業とトーンカーブによるホワイトバランスの修正等を入れます。
このステップでセレクトされるのは多くて1割程度ですから結構な難関です。
これを撮影日毎に行って一括現像します(RAWは使いません、JPG→JPG現像です)。

2.レタッチが必要なものをPhotoshopで加工します。
傷とりやモノクロ、セピア化などもこの行程です。

3.プリントを業者に発注。
この時点では2L、2Lワイド、六つ切り、ワイド六つのどれかです。
ネットの業者を使いますのでアトリエからダイレクト発注が可能ですので楽ちんです。
しかも、遅くとも中1日で到着しますので速いもんです。

4.プリントを目視点検し、再セレクト。
このステップのセレクトは悩ましいです。類似性のある写真は理由をつけて2枚以内に絞ります。
これはあとでアルバムにしたときに似た感じのものが並ばないようにするための作業です。
たとえば写真集を買ってきたら似た写真ばっかりだったというのではつまらないですよね、ですから結構写りがよくてもここで没になる物もそこそこの枚数になります。

5.並び替え、アルバムへの挿入。
感覚でやってますが、流れやストーリー性が感じられるようにアルバム化できれば成功。
まぁなかなかそこまではいきませんね。w
一度アルバムに入れてしまうと差し替えは大変面倒になりますが、おかしければ差し替えや順序の入れ替えもやりますし、画質調整や再プリントに戻ることもあります。

それと、全作業工程は好きな音楽でも掛けながらやると全然違います(結構重要)。

6.モデルに見せる。
「ふーん、はい、ありがと」と言って返されたら負け。
「これ、頂いてもいいでしょうか」と言わせたら勝ち(たった1枚でも選ばれたら勝ちです)。
「これ、引き延ばしとかできます?」などと言わせたら大勝利。

まぁこの辺は半分冗談ですが、残り半分は本気です。w
被写体になった人の反応はよく見て次回以降の撮影の参考にします。
(通常は最初から全部差し上げてしまうつもりで渡してしまえばいいでしょう)

で、結局写真の整理をするとどうなるかというと、ボツの写真が大量に手元に残るだけになります。w

イメージ 1


このようにアルバムに入った写真はまさに選ばれし者。
上に乗っている大量のプリントはすべて没にしたものです。

これだけ没が多いというのは撮影の腕はまだまだ未熟というほかありません。
プロの人はもう一発必中で決めるんだろうなぁぁ・・・

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アルバムに入っている人:
→すがはらなおこ(babaroa松阪撮影会)