機材シリーズです。
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クリスマスだってのに何もすることが無いので、都内某所の有名カメラ店に行き、中古レンズはどんなものが出ているか点検してきました。
この店に行くのは初めてです。

フロア面積は広いわけではないですが、商品のカテゴリによって階が分かれているのでトータルの床面積は結構大規模なものとなります。

で、早速ミノルタコーナーへ。
パっと目に付いたものは次の3点です。

銘 柄中古店頭価格新品当時の定価
1AF85mm/F1.4G Limitted\298,000-(定価\185,000-)
2AF100mm/F2.8 SOFTFOCUS\110,000-(定価\70,000-)
3MD85mm/F2.8 VARISOFT ROKKOR\98,000-(定価不明)

この値段設定はいったいどうなっているんでしょうか。w
ちなみに2と3は所有していますが1は持っていません(1のLimittedは持ってないですがLimittedが付かない普通のAF85mm/F1.4Gは持ってます)。

1.世界限定700本のみ販売された幻の銘玉。
中古が出たら欲しいと思っていましたが定価越えの30万では即決は無理。
描写特性はソニーのカールツァイス・プラナー85mmに受け継がれていますので、まともな人はそちらを買ったほうが賢明かも知れません。

イメージ 1

画像は友人が所有している同レンズです(参考)。


2.ここのブログでもよく使用しています。コレも定価越え。
名前の通りソフトフォーカスレンズですが、特徴としてはソフト量をダイヤルで指定できる他、ソフト量を0にしたときは通常の100mmレンズとして使用できるのですが、その際の描写は猛烈にシャープ。
シャープなソフトフォーカスという変わった銘玉。
しかも口径蝕が一切発生しない上に完全円形絞りとあって、ボケ質にも相当に拘っています。カタログスペックに出ない性能を追求するというのは、言うのはカッコイイですが実際に簡単に実現できるものでは無いと思います。
ソニーではこのレンズの魂を引き継いだレンズはまだ出していません。
(作るように要望は出してあります)

3.まだこの世にAFがない時代のソフトフォーカスレンズ。
まぁ簡単にいうと2の先祖みたいなもんです。
おそらく発売から四半世紀程度は経過していると思います。というか、もう古すぎて定価がいくらかなんてわかりませんが、おそらくこれも定価超えてるんぢゃないですかね。

イメージ 2

この2本はサクラ所有のVARISOFT85mm、SOFTFOCUS100mmです。

で、結局何も買わずに帰ってきましたとさ。