社長さん同士が話し合うみたいです。
Pentaxはデジタルカメラ事業も含めて経営統合したいと思っているが、HOYAはデジタルカメラはやりたくないと思っているようです。
要は、両者の思惑の重大な部分がかみ合っていないと思われます。
Pentaxは単独では経営が立ち行かなくなるとしたらあまり選択肢はないと考えられ、このままHOYAに飲み込まれてしまうか、他のデジタルカメラに理解のある優良光学企業とのマージを模索するしかないかもしれません。残された時間もあまりないことでしょうし、相手先もそう多くは無いはずです。

私見ですが(っつーかブログの記事は全部私見ですがw)、最終的にはPnetaxはカメラ事業とそれ以外とに会社が分かれてしまう可能性もありそうです。

コニカミノルタの例では結局そうなってしまったのですが、ソニーとは共同開発の間柄だったとか、カメラ事業を売却した資金の受領とカメラ以外の事業集中でもって単独でもやっていけるなどの条件があったため今のところ双方ともメリットがあったということになります。

ここでニコン様あたりが登場してF,K両方のマウント維持を宣言しつつPentaxを包含したら正に神降臨なんだけどな。それは無理か・・・

Pentaxに幸あれ!

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アサヒ・コム
http://www.asahi.com/business/update/0414/TKY200704130389.html
HOYAとペンタックス 来週にもトップ会談 統合問題
2007年04月14日06時14分

 光学ガラス大手のHOYAと光学機器大手のペンタックスの経営統合問題について、両社のトップが来週半ばにも会談する見通しとなった。HOYAはペンタックスに対して11日に株式公開買い付け(TOB)を受け入れるかどうかを問いただす質問状を送っていたが、ペンタックスが「経営統合は今後とも検討を進める」と回答したことも明らかになった。

 HOYAが11日、ペンタックスにTOBを行いたいとの申し入れを正式に行っていたこともわかった。ペンタックス株の買い取り価格は1株770円としており、6月下旬から7月上旬に実施する考えを示した。

 質問状に対してはペンタックスは、回答期限の13日までに「社内事情や社外事情から合併は断念するが、広い意味での経営統合については今後とも検討を進める」という内容の回答をした。これまでの同社の方針を改めて示すものだ。

 ただ、HOYA側は、「ペンタックスの真意は不明」と受け止めている。HOYAの鈴木洋最高経営責任者(CEO)は23日の取締役会までにペンタックスの綿貫宜司社長と会談し、意思を直接に確認したい意向とみられる。