今日六本木ヒルズに行って「D80 Digital Live」というニコンの新製品D80のイベントを偵察してきました。
私はニコンのカメラは持ってないし、今使っているαシステムから買い換える予定も全くないのですが、入場無料だしイベント会場でモデルさんの撮影会もあるとのことでしたので行って参りました。

事前調査によると場内で撮影した画像ファイルの持ち帰りはメディアを持参すればOKだが、その画像をネットだとかどこかへ開示するのはNGとなっているとのことでした。このブログへの表示も駄目でしょう。

D80の記録メディアはCFではなくSDなので、渋谷でSDの256Mを2800円程で買ってから行きました。
場内では常時撮影会をやっていて、D80を借りて撮影できるスタイルになっていました。私はニコンのカメラをほとんど触ったことがないので、係の人に使い方を聞いて撮影しました。

係の人はフルオートでレリーズするだけの状態に設定してくれましたが、それではどのように写るかわからないのでいつものようにスポット測光+露出モードM+フォーカスマニュアルの設定に直してもらい、20カット近く撮り、ピントと露出は概ね良好な結果でした。

よく、雑誌の比較記事でフルオートで撮って結果を比べたりしていますが、↑のやり方で撮影すれば、オートプログラムの予想が外れておかしな露出になったり、コサイン誤差でピンボケというようなことはないので安い機種や古い機種、初めての機種でもきっちり写ると思います。

ついでにホワイトバランスの白セットの手順も聞いたのですが、ニコンの係の人がちょっとわからないみたいでカウンターのほうで聞いてくださいとのことで、カウンターで聞いてみたのですが、ここでもなかなかわかる人がいなくて結局その場でマニュアルを何ページも読んで係の方も3人くらい代わってちょっと大げさなことになってしまいました。
で、最終的には手順はわかったのですが、メニューの階層が深いところにある上、かなり煩雑な手順を踏む必要があり、やや面倒な印象を受けました。

このほかD80と他社製品を触って比べられるコーナーがあり、D80と並んでソニーα100とキヤノンEOS KISS DNあたりが展示されていて比較することができるようになっていました。
グリップを握った感じでは必ずしもニコンがいいとは感じませんでした。特に前ダイヤルの位置がソニーとキヤノンはレリーズボタンの近くに配置されているのに対し、ニコンはその部分は電源レバーになっていて間違って撮影中に電源OFFにしてしまいそうです。ニコンのダイヤルはかなり下のほうに配置されています。
また、背面液晶のほうではニコンが一番見やすいと感じました。但し、表示されている画像自体は同じような構図のものでしたがおそらく露出はそれぞれ違っている上、モニタの明るさセットもそれぞれどうなっているかまでは未確認です。

そんなことで一時間ほど遊んできました。
せっかく撮った画像をお見せできないのが残念です。