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全身を映したフルショットは、ファインダーから見えるモデルの目の大きさが小さくなる為ピントをあわせるのが大変難しいです。特にα-SweetDigitalは入門者用の機種で、ファインダーに安いミラーを使っているのでその傾向が強いと思います。オートフォーカスを使うことが前提なのかも知れません。

その点、上位機種のα-7Digitalでは高級なプリズムが使われており、見やすくなっています。
この写真はα-7Digitalで撮影していますが、それでもピントに自信がなかったためオートフォーカスを使いました。なんとかピンボケにはなっていないと思います。

スタイルのよいモデルの場合は、ヒザから上のニーショットや全身のフルショットもカッコイイので積極的に撮影したいのですが、フォーカスが甘くなりやすいのでいつもより多めに撮影するようにしています。

構図のほうは、もう少し短い焦点距離のレンズの横位置で撮影し、広々としたタンポポ畑の様子を写すことができればよかったと思いますが、その場合はもうピントあわせは目視よりも感覚であわせるに近い状態になってしまうかもしれないです。今のテクニックレベルではF値を絞ってピントあわせの許容範囲を広げないと無理ですね。


モデルは かりなさん。清里の森。
α-7Digital STF135mm/F2.8[T4.5] ISO100 250のF4.5
スポット測光 オートフォーカス マニュアル露出設定

タンポポとモデルの服の左手側が白飛びしていますが、これ以上露出を減らすと顔が暗くなってしまいます。

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追記。
これ、改めてよく見てたら気が付いたんですが、足元はタンポポに隠れて見えませんが、もしタンポポがなかったら足首ちょっと足りないくらいの構図ですよね。
こういうときは例え足首まで見えてなくても、足首まで入るくらいか、更にもうちょっと下まで余裕をとっておいたほうが、足が長く見えるとかそういうことあるんでしょうかね。
撮影するとき「足首見えてないからあまり気にしなくていいな・・・」と軽く思ったのを思い出しました。その軽い考えは駄目だったのかも。。。