東日本大震災から、5年。
あの日のことを思い出していました。

当日、お友達と車で京都に来ていました。

お友達の息子さんから、メールが来て
東北で、津波の被害が出ているらしい
とのことでした。

私たちは、その瞬間は、車に乗っていたので、揺れを感じることはありませんでしたが、大阪でも、少し揺れたそうです。

私は、津波というものに、あったことがなく、そんなことを聞いても、想像すらできませんでした。

帰宅後、ニュースを観て、あまりの衝撃に息を呑みました。

後で聞いたことですが、車に乗っていたお友達の従姉の方が、津波の被害で亡くなられたということ。

決して、他人事ではありませんでした。
しばらくして、お友達は、お葬式の為、被災地に向かいました。

あれから、5年。
その従姉の方の息子さんが、二十歳になり、成人されて、大学生になっていて、成長されているそうです。

きっと、亡くなられたお母さんは、息子さんが立派に成人した姿を見たかっただろうし、息子さんも、亡きお母さんに、その姿を見せてあげたかったかと思うと、涙が出る思いです。

いつまでも、忘れてはならないし、まだ、ご苦労されている被災者の方に、温かい手が差しのべられるよう、願います。

そして、ほんの少しでも、出来ることを
したいと思います。