権威に寄りかかったものは自らの力を鍛える
ことを怠りがちになる。
自己研鑽を怠り、愚にもつかない会議や宴会
を繰り広げがちだ。
そして、その空気に染まり、むしろ退化して
ゆく。
仕方のないことだ。
元々、権威や権力が欲しいだけの他人には厳
しく自分に甘い怠惰なものであるから。
こうした人々は、自分の行動に責任感がない
場合が多い。
思い付きで、行動を始め事態が上手く進展し
ないとすぐに諦める。
グリットの「テナシティ」に欠けがちだ。
こうした、忍耐強さは生来の素質によるとこ
ろも大きいのであろうが、個々人の置かれた
環境にも左右される。
金持ちの道楽では、いろいろなことを試みる
ことは可能であろうが、社会的な意義を求め
た真摯な活動にはなりにくいのではなかろう
か。
活動は、ミッションや社会貢献が前提で長続
き可能だと思われてならない。