認知行動療法の3大否定思考を改めること
の他に「認知の誤りを正す」というのが方
法としてある。
それは以下のようなものである。
〇良い出来事を無視してしまうマイナス化
思考
〇根拠もないのに悲観的な結論を出してし
まう結論の飛躍
〇自分の失敗を過大に考え、長所を過小評
価する拡大解釈と過小評価
これらは、いずれもよくありがちなものと
いえよう。これらは全て「認知の誤り」の
対象だ。
悲観的な考えや感情に支配されているとき
には、マイナス化思考であり、二番目の結
論の飛躍もありがちであろう。
三番目の失敗を過大解釈し長所を過小評価
することもまたありがちだ。
従って、こうした「認知の誤り」を正すた
めに、物事を楽観視したり、冷静に考えて
悲観的な結論に飛躍させないことなどを常
に心掛ける必要があろう。