20年ほど前に、新規開店の飲食店の立ち
上げ業務に就いたことがある。
その時に、様々な経験をしたのだが記憶に
残っていることがいくつかある。
そのことについて書いてみたい。
一番は、アルバイトに雇った人々のことだ。
国立大学の大学に通っていた中国人や公立
大学の学生だったモンゴル人やその他の国
々の留学生達のことである。
その当時でも、こうした国々の人々をアル
バイトとして雇わなければ店舗の運営は困
難であった。
特に中国からの留学生の一人は極めて優秀
で、経営分析などにも通じていた。
結婚もしていて、家族を食わせるためには
何でもやるという覚悟で働きに来てくれた
のだった。
それから相当に時間が経過した現在は、こ
うしたケースは巷にあふれているであろう。
コロナ禍の今、こうした人々の救済策が早
急に実施されることを祈るばかりだ。