カウンセリングちょっといい話 その2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

過去のブログより。

 

長年、キャリア・カウンセラーをやっている

といい話に出会うことがあります。

以下にご紹介いたします。

それは、4、5年前に学生の就職支援をした

ときに出会った女子学生のことです。

アパレル企業に就職希望で数社、受験しまし

たが失敗続きで、卒業寸前にようやく事務職

で就職が決まりました。

2年ほど前に彼女とあるデパートの菓子売り

場でばったり出会いました。

聞くと、あるメーカーの売り場のアルバイト

で働いているということでした。

数分間の立ち話の間に、卒業時に決まった事

務の仕事は数週間で辞めたとのことでした。

勤めてみて事務職の適性に疑問を感じ、すぐ

に退職してしまったとのことでした。

その後、かねてから興味のあった販売職を探

したこと、現在はアルバイトですが正社員を

目標に頑張っていることを話してくれました。

それから1年以上たちますが、その売り場に

、たまに彼女の姿があるのを見かけることが

あります。

いちいち声をかけることはしませんが、元気

な様子を確認し、心の中で「頑張れ」と声を

かけています。

そして、その代わりに「元気」を貰って、日

々のカウンセリングに活かしています。

こういう「元気」の積み重ねが、今の自分の

大きな財産だとも感じています。

 

カウンセラーであるにもかかわらず、相談者

から元気を貰うことがある。

何故ならば、カウンセラーも人間だからだ。

上手くいかないことに、思い悩みもし疲れ果

てることもあるのである。