過去のブログより。
創造的な人生に手遅れはない。
問題は、その創造的なことにいつ目覚めるか
だ。
リタイアの後、その数年後、高齢者になって
かなりたってから、仕事に就いている最中に
突然、きっかけさえあれば、いつでも創造性
には目覚めるものだ。
これがいきいきと生きるための秘訣らしい。
ただし、快楽追求のためにだけやっているこ
とには創造性は余りないであろう。
趣味の中にも創造性が発揮できるものは多い。
絵画、音楽、工芸、短歌、俳句、書道などな
ど、実に多彩で創造性を発揮できるものは沢
山ある。
これに関わっていることでいきいきと生きる
ことが出来るようになった人も多いだろう。
これも悪くはないのだが、実は趣味はかなり
金がかかる。
以前聞いた話だが書道の作品の額装には数十
万かかるものは珍しくないらしい。
また、有名書家の弟子である知人は個展を開
いたが、相当に金がかかったために次回は
数年後に出来るかどうかだ、と話している。
その他の趣味にも金がかかるものは多い。
茶道や華道、踊りなどの伝統的な趣味も実は
、多額の金を必要とする。
従って、リタイアの後の金欠では資金ショー
トで続行不能もあり得ることだ。
創造性に富んだ生活をし若々しく生きる必要
は高いが趣味は金がかかって出来ない可能性
もある。
やはり、社会的な活動やボランティアなどで
充実した時間を持つことも検討したいものだ。
リタイアの後に潤沢な資金があれば趣味に没
頭するのも悪くはない。
個人の自由だ。
しかし、残念ながら、このことには個人的と
いう限界がある。
ものすごくレベルが高ければ論外だが、素人
に毛が生えたレベルでは社会に発信すること
すら不可能だ。
だから、社会との接点になるものを、一つは
持つべきなのだ。