「どうせ思考」を考える 2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログより。

 

どうせだめだ。

どうせ先生に相談しても答えてくれないだろ

う。

どうせ医者にかかっても直らないだろう。

どうせ仕事は見つからないだろう。

我々は普段、上記のような「どうせ思考」に

陥りやすい。

このようなマイナス思考の人々をネガティブ

コレクター=「ネガコレ」と呼ぶ。

双方とも「認知行動療法」の自動思考という

認知のゆがみを直すことで解消されるといわ

れている。

このためには、なにか楽観的な考えに置き換

えるとよいのではなかろうか。

「どうせ医者にかかっても直らないだろう」

を例にとると、医者を変えてみようかなとか

、直るための薬を探してみるとか、直ったら

今まで諦めていたことをしようとか、直らな

い前提で考えていたことをマイナスからプラ

スにチェンジしてみる。

そうしたことで、単純に言えばできないと諦

めきっていたことができるようになる可能性

に目覚めるわけだ。

「どうせ思考」を一旦、離れてみることで答

えが見つかることもある。

 

悲観的な考えに陥った時にしばしばやってみ

ることにスモールトライアルがある。

「どうせ駄目だ」と思うが、一旦小規模で試

してみる。

過去に「相談会」の開始時には2回参加者申

し込み者がいなかった。

しかし、3回目の一人から申し込みゼロはない。

トライアルに失敗はつきものだ。

是非、スモールトライアルを敢えてしてみて欲

しいものだ。