現代は、性差に関わらずに(実力さえあれ
ば)自由に活動でき、その成否にも性差は
影響しないと考える。
昨年、ある会議で市内の活動団体の活動内
容のプレゼンを聞く機会を得た。
そして、過半数を占める女性のプレゼンも
プレゼン内容を堂々とこなしていて女性が
いきいきと活躍する自由な健全な社会を実
感した。
また、団体の代表者が女性の団体が過半数
で女性が活動主体の団体は多く、改めて女
性の社会参画が多方面で促進されているこ
とが確認できた。
ここまでは、実に結構なことなのだがやは
り問題はいくつかあると感じた。
多くの活動の主体が女性に偏り、かつテー
マが子供や障害者の福祉的なものに偏りが
ちな点は、問題であろう。
性差や年代差やジャンルに偏りのない、も
っと幅の広い活動が今後増えることの必要
性を感ずる。
そして、多くの団体が、本州に本部を持つ
団体から派生したものであり、活動の内容
や理念がうけうりに見えること。
また、活動内容が実践に起点を置かないセ
ミナーや研修だけのものや、その真逆でイ
ベント1回の実施のように全体のバランス
に難があると感じるものが多かったことに
ついては、今後の改善を期待したい。