インターンシップ参加者(学生)にとって、
仕事や職場のリアリティーを体験し、その仕
事、組織が自分に本当に合っているかどうか
を見極めるには、それ相当な時間が必要にな
る。
日本では、高校生の場合、インターンシップ
の期間は過去、3日であった。
現在は、もう少し長くなっているかもしれな
いが、それほどは増えていないのではなかろ
うか。
大学生の場合でも、長くて1月ほどなのでは
ないであろうか。
一方、この仕組みの発祥の地アメリカでは2、
3ケ月が普通らしい。
このあたりに、企業の人材確保の熱の違いが
表れているようにも感ずる。
話は、高校生に戻るが、高校の進路指導に不
足するものがかなりあると考える。
その大きなものは、指導に当たる教員の相談
能力であり、生徒の自己理解支援や職業理解
支援の基礎知識の不足だと思われる。
ここを、どのようにレベルアップしていくか
が今問われているのではなかろうか。