面接の基本(キホン)のキ その2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

ここ数日、コロナで行動も制限されている

こともあり、この機会に書類の整理をと思

い、やっている。

そこで、少し面白い書類が出てきたので紹

介してみる。

それは「面接」に関するセミナー用の資料

である。

そこに、「志望動機のワースト5」について

書いた部分があった。

 

それは、次のようなものである。

1 事業内容に興味を感じて

2 憧れの業界なので

3 御社でいろいろ学びたい

4 社風が自分に合う

5 やる気は負けない自信がある

 

1~5のワーストな理由をあげてみる。

1 事業内容のどこに、何にという具体性が

  ない

2 抽象的で具体性がない、人気投票ではな

  いので憧れる理由が明確な必要がある

3 会社はいろいろ学ばせてくれるほど甘く

ない、自分が貢献することの対価で賃金

を払ってくれる

4 抽象的で具体性がない、なぜそう考えた

  のかの根拠を語るべき

5 重要なのはやる気よりも、何ができるか

  である

 

つまり、社交辞令的に耳触りのよい言葉を並

べても相手の心に訴えかけられない、という

ことだ。

面接官は気に入った(あるいは気に留めた)

言葉には、必ず追加質問をする筈だ。

その時点で、ワーストな理由の部分にしっか

り応えられるように準備が必要になる訳だ。