現代において、理想的な暮らしの一つはリ
ンダ、グラットンの本にある「クリエイテ
ィブ・クラスター」でのサラリーマン生活
であろう。
例えばガーファのような巨大企業に勤め、
超高給を得る暮らしは順調に仕事が推移し
ているという前提の元では、理想に近い。
一方、地方の生活を満喫するような暮らし
も理想に近いかもしれない。
現代では、都市と地方での知的環境の差は
限りなく無くなりつつある。
本はアマゾン、音楽はユーチューブ、美術
はネットやネットオークションが供給して
くれる。
日常的に不足するのは「イベント」だけか
もしれない。
地方の有利な点は、土地の安さや物価の安
さであり環境に恵まれている点だ。
きれいな空気、水、汚染の少ない魚や野菜
などの食べ物など。
こういう恵まれた環境で、半自給自足的な
暮らしをすることは憧れの一つでもある。
しかし、こうした理想の暮らしは現実には
不可能だ。
前者は年齢と能力に問題がある。後者は現
在所有しているものを捨てれば可能かもし
れないが、元々「イベント」好きの田舎で
は落ち着かない性格の僕には向いていない。
だから、今の適度に田舎で都会の場所でチ
マチマ暮らすことがよいのだろう。
偶に、東京や関西などの都会に出かけて大
都会を見物するのが向いているのだ。