過去のブログより。
先日来、マスコミなどでよく聞く「ワーケー
ション」。
リモートワークが当たり前になってきた昨今
「ワーケーション」も一つの試みではあろう。
以前から、働き場所を固定しないノマドを標
榜してきた僕には、働き場所を選ばないとい
う意味では、大枠で認めるのではある。
しかし、リゾートは休暇に行く場所であるし
、休みと仕事は違うものだと考えるであろう
中高年には、しっくりこないのではないであ
ろうか。
仕事は集中してこなし、その後の余暇時間を
大いに楽しむべきだと、元々思っているし将
来も思い続けるであろう僕には「ワーケーシ
ョン」が理解できない。
リゾートを本当に楽しみたければ、仕事など
持ち込まなければよいし、本当に集中したい
ならば高価なリゾートを選択する必要は皆無
に思える。
本来、まったく種類の異なる仕事とリゾート
の概念を無理やり組み合わせて何か意味があ
るようにしたものとしか考えようがない。
以前、フェイスブックに凝った時期があった
が投稿された記事の多くが行った場所や食べ
た料理の(自慢げな)写真に満ち満ちている
のに閉口したのを思い出した。
このような傾向のことを言ったり、したりし
ている人々に本来の救済や援助は困難なので
はなかろうか。
なんだか関係のない話になったが、いずれに
しても「ワーケーション」は広く普及しない
に違いない。
「ワーケーション」は一時的な流行だとみる
見方が正しいかどうかは時間が解決する。
ただ、ドイツ人などは昔から仕事時間中は出
来るだけ集中し、時間が終わればすぐにビー
ルを飲みにいくような人種らしい。
こういう人達に、「ワーケーション」が普及す
る訳がないであろう。
やはり、集中と休息は区別されるべきなので
はなかろうか。