高校生の希望には「憧憬」的なものが多い。
たとえば、芸能人や芸術家や漫画家や普段、
自分がマスコミを通して身近に感じているも
のが目標となっている場合がある。
しかし、それへの具体的なステップが構築さ
れていないので「憧れ」以上の段階に進めな
い。
このことを、本気で進めるには憧れているも
のの情報をたくさん集めて研究して、どのよ
うにすれば憧れているものの道に進めるかを
真剣に考える必要があろう。
例えば、将来「パティシェ」になりたいとす
れば、その前提になる「お菓子」のことを知
らなければならないし、有名な「パティシェ
」の研究や有名店の知識も増やす必要がある。
こうした基礎の上に、製菓学校についてや菓
子職人の修行についても知っておいた方がよ
い筈だ。
そして、「パティシェ」になることを目標化
するべきだ。
普通、目標は達成段階が具体化し達成スケジ
ュールが明確になって初めて存在していると
いえるものだと思われる。
それ以前のものは「憧れ」に過ぎない。
やはり、「憧れ」から「目標」へのステップ
アップは不可欠なのではなかろうか。