実情として世の中に多数存在する自称「カ
ウンセラー」の質が均等かというと、そう
も言えない気がします。
例えば、昔の職場では、面接通過の決め手
は「明るく、元気なこと」と言い、その他
は二の次が常套句の相談員が存在しました。
また、世の中に就職活動のセミナーや講座
は多く、受講経験者も多いと思われるので
すが、本の受け売りや通り一遍の知識の寄
せ集めで内容の乏しいものも多いのです。
こうした、状況を改善するためには「カウ
ンセラー」一人一人の自覚と向上心の共有
が必要だと思われます。
更に、多くの研鑽の場(自由に参加しやす
いもので、参加者の知識や技能の向上に繋
がるもの)が必要とされています。
上記のカウンセラーの能力、知識の差の根
本的な原因は、自分の知識、能力向上の意
欲不足がなせる業と言えます。
いつの時代も、向上心を失った現状維持に
腐心する人間は、いずれ時代に取り残され
て滅びていくものです。