北海道を活性化するために 2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログより。

 

地方の疲弊は、いまよりも将来においてボデ

ィブローのようにキイテくる。

首都圏中心の富の蓄積には限界があり、広い

地域での豊かさが本当の意味での国の豊かさ

を作る、と思う。

例えば、オリンピック熱の後の後遺症はよく

見られてきたことだ。

都市を中心とした街づくりには限界もあり、

文化は広く地方まで普及したほうが国家レベ

ルの文化度を引き上げる。

華やかな地方文化のある国ほど豊かで民度の

高い国といえる。

今、地方興隆の機運はあり、そのために活動

する若者も増加しているようだ。

この機運は大事にして、大きく育てるべきだ。

特に、ここ北海道では未だに「事務職」志向

の若年者が多く、その雇用のミスマッチは解

消されていない。

よく見れば、農・漁業の一次産業の宝庫で、

そのことを志向する人達が不足しているのだ。

先日、農業や観光業の将来性の高さを説く記

事を見た。

観光業の将来を語るならば、鉄路の価値や必

要性にもっと注目したほうが良い。

そういう意味で北海道の鉄路の維持は極めて

重要ではないかと考える。

また、道路の使用頻度と毎日のように使用さ

れる鉄路は比較にならないであろう。

現存の財産をむざむざ捨て去ってはならない

のではなかろうか。

 

戦時中を顧みるばかりでなく、有事には都市

の機能は崩壊する。

その時点でも、地方は豊かにあり続ける場合

は多い。

有事には、第1次産業の重要性が浮き彫りに

なり、その存在の価値が高まることが多い。

従って、この意味で北海道の存在価値は今後

も高まっていくであろう。