偶発的な成功例 その2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログより。

 

偶然の機会を活かすキャリア開発をクルンボ

ルツも薦めています。

クルンボルツが心理学を専攻したのはそれを

決める刻限の時に自分が打ち込んでいたテニ

ス部の担当教師がたまたま心理学の教授だっ

たからと後年、語っています。

偶然の機会を活かすことが出来るかどうかは

日常の過ごし方にもあると思います。

ただ、ボーっと面白、おかしく日々を過ごし

ているだけでは偶然の機会があっても活かし

難いものです。

日々の緊張感を持ち続けることも忘れないこ

とです。

また、チャンスを活かすことは重要です。

私自身もこういう感じでの就職をしたことが

あります。

知人からの1本の電話で就職先が決まったこ

とは少なくとも2回はあります。

しかし、そのうちの1回は全くの短期で終わ

りました。

しかし、そのうちの1回は生涯の道を決める

決定的なものになりました。

そういう意味では、自分の「偶発的な成功例

」が上記の1回の電話がきっかけであること

は間違いありません。

チャンスを活かすことは重要です。

しかし、それを活かすも殺すも自分次第なの

です。

そのためには、もたらされた幸運を本格的な

仕事にしていく過程があり、その時々の努力

の継続なしには、その後はないということも

事実です。

 

今考えると、偶然のチャンスに気が付く自分

も必要ですが、それを確かめようとする自分

はもっと大事だと思います。

自分の中に納得できない(その道の選択に)

ものが残っているのであれば、徹底的に時間

をかけて研究すべきです。

かけた時間だけが、成功を裏付けるものにな

る筈です。