ノーマン・アムンドソンは、その著書「キ
ャリアカウンセリング」の中で休息の重要
性について以下のように書いている。
リラクゼーション、体を動かす、自然の中
を歩く、瞑想、祈り、想像力のエクササイ
ズなどによって、忙しさから逃れることが
できる。
行き詰まりを扱う最も良い方法は、問題か
ら遠ざかって、何かしてみて、無意識が動
きだすようにすることである。
休息期間をとった後で問題に戻ってくると、
変化によって新しい見方を持つことができ
、良い意思決定をする可能性が高まる。
自分のことで恐縮だが、生涯のキャリア選
択の時点では、図書館通いと散歩をよくし
た気がする。
散歩も普段行かないような場所に行ってみ
るようにしたことを覚えている。
図書館では、勿論、カウンセリング関連の
本を中心に見たのだが、それ以外にも興味
をひかれたものを見たり、稀には落語や映
画のDVDを見たりしたものだ。
これらの行為は、自分にはかなりの休息で
あったように思われる。