稲盛和夫さんの言葉に次のようなものがあ
る。
出来ない理由を並べ立てる人がいる。
これでは新しい事業を達成することは出来
ない。
何もないことを前提として、目標を達成す
るために必要な人材や設備、技術をどう調
達するかを考えなくてはならない。
このことは会議などでも良く起こること。
出来ない理由は皆がきちんと理由づけして
みせるが、やるための要素を考え始めると
急に静かになり何も発言が無くなり沈黙が
支配する。
やれる要素を列挙するような雰囲気が必要
なのだ。
そのためには指導者が「やることの意味」
や「具体的な目標」などについて説明して
から会議をするかどうかが重要だ。
その説明の有無で結末は変化する。
つまり何もなくても「意味」や「目標」の
しっかりしたことは成り立ちうるというこ
となのだ。
事業構築の時も同じだ。
何も無い状況から、人材を集め、資金を集
め、事業計画を作り、徐々に組織を構築す
る。
基礎は、その事業の「意義」や「目的」が
明確になっていることだ。