権威に寄りかかったものは自らの力を鍛える
ことを怠りがちになる。
自己研鑽を怠り、愚にもつかない会議や宴会
を繰り広げがちだ。
そして、その空気に染まり、むしろ退化して
ゆく。
日々の慰安や享楽に身を任せがちになる。
真面目な仕事への取組みや真摯な思考から逃
げるようになる。
仕方のないことだ。
元々、権威や権力が欲しいだけの他人には厳
しく自分に甘い怠惰なものであるのだから。
そして、ふと気づいた時に自分の真に希求す
るものが何であったかも思い出せない。
仕方のないことだ。
元々、思いつきが全てに優先し本質的に進め
なければならないことは分かっていなかった
のだから。
しかし、まだ間に合うかもしれない。
自分が、今後の10、20年でなりたいもの
をしっかりと見つめ直して、未来を見とおし
てみたら、行動すべきことが見えるかも知れ
ない。
こうした真摯な思考の時間が持てれば。