過去のブログより。
若年者の就職支援のポイントはかなりの比率で
「方向性が定まっていない」「自分のやりたい
ことが見つけられない」「目標なんか持ってい
ない」というタイプが存在することを踏まえた
カウンセリングを行うことである。
求職活動のマニュアル本等に良く見受けられる
「自己理解」「自己分析」が出来ないことで、
自身喪失する学生が多いのも、良く聞かれるこ
とである。
そうしたことで、自分自身を否定的にとらえて
しまわぬように導く必要性も高い。
若年者支援に必要とされることは性急に結論を
出そうと焦らないことや若年者にじっくり考え
させるように待つ姿勢であろう。
ただ発想力の乏しいマニュアル人間も多い現代
ではイメージさせるように導くことや自分で考
えるように問いかけるなどの工夫は必要かもし
れない。
いずれにしてもじれったくなって思わず指示し
たとか、結論を急ぎ答えを教唆したとかがなき
ように支援することだ。
わかものは今後長い人生を生きていかなくては
いけない。
当然のように、間違いや失敗も数多く経験する
はずだ。
そして、その経験が成長のための栄養や肥やし
になる訳だ。
その貴重な経験の芽を摘み取ったり、勝手な個
人の判断で人生を左右することは誰にも許され
ないことは、肝に命じて若者に接する必要は高
い。