「Life Shift」を考える 2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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先日、あるブログで発見したリンダ・グ

ラットンのLife  Shift に関する記述か

 

リンダ・グラットンの待望の1冊がこち

Life  Shift

この本の中で

2007年生まれの子どもの50%は1

07歳まで生きると書かれてあります(

日本人のケース)

(アメリカ、イタリア、フランス、カナ

ダは104歳)

現在世界中の寿命はどんどん伸びています。

―中略―

今回のこちらの本には、「お金」のことが

随分書かれているのですがそれもそのはず

仮に、60歳で定年して、月の生活費が2

0万だと見積もっても100歳まで生きる

と、ざっと1億円はかかるのです。

物価上昇など全く考慮せず、ざっくり考え

てもとにかく莫大なお金がかかることは間

違いありません。

「そんなに貯えられない・・・」とすれば

、「働く時間をのばす」しかありません。

65歳、70歳、75歳・・・80歳と

働くことが出来ればいいわけですよね。

それが「大変」と感じる方も多いかもしれ

ませんが本当にそうでしょうか? 

60歳で引退して、40年何もすることが

ないほうが大変ではないでしょうか。

雇用形態も今まで以上に多様化することは

間違いありませんから人事制度も大幅に見

直していく必要があります。

そして何より、「個人」の働く上での価値

観を変えていないと気づいた時には「時代

」の波に取り残され、孤独で貧困な老後・

・・を送ることにもなりかねません。

つまり、人生80年⇒100年時代に備え

ての啓発の本と言えるのでは。

 

本当にそうだろうか、平均寿命が100歳

の時代がすぐに来るのだろうか?

そして仕事を健康でし続けられる人の割合

が、そんなに高いのだろうか?

確かに現在、65歳定年以降の(老後の)

生き方が問われていることは間違いない。

そして老後のワークが必要なことも間違い

ない。

個人のレベルでの生存のためのワークでは

ないワークが求められているならば、その

ワークを見つけることは人生の後半の一大

事業だ。

一部の専門的な職業の人々で定年もなく一

生涯働くことが可能な人の他は定年近くに

、それを探し始める。

であるならば、60-70歳はライフシフ

トの「エクスプローラー」期なのかもしれ

ない。

もはや、ゆったりした老後などは幻想なの

であろう。