就活全般への理解促進とは | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

昔、公的機関で若年者向けの部門で数年働い

た。

その時のキャリア形成・就職に関する相談内

容をみると、学生からの相談内容として多い

ものとしては、「履歴書やエントリーシート

の書き方・添削等」が最も多く、次いで「面

接の受け方」、「就職活動の進め方」であっ

た。

この希望は、公的機関の窓口に来る学生の活

動が出遅れぎみだったことにもよる、と今は

考える。

学校のキャリアセンターなどで早くから活動

を開始した学生は自己分析や職業理解は早め

に済ませている。

この点で遅れているから、就活の前半で終了

していることが第一希望になってしまってい

たのだ。

したがって、ここがクリアできていれば次は

「面接」となっていたのであろう。

就活全般の意味では、希望の順番は「就職活

動の進め方」で全般について知り、「履歴書

やエントリーシートの書き方・添削等」に進

み、「面接の受け方」となるのが理想的だ。

書類は自己分析や職業理解、企業理解なくし

て満足なものは書けず、「面接」も練習回数

が多いほど質の向上が見られたものであるか

らだ。

こうした、活動のセオリー全部に触れる相談

の必要性を認識する関与者はどのくらい存在

するのか、大いに疑問だ。