定年前の悩みとは | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

どんなに恵まれたサラリーマン生活を送って

きた人々にも定年の壁はある。

退職の間際になって考えることは汲々とした

生活の人も、余裕のある人も余り差がないよ

うだ。

例えば、公務員として最高位に近い部長や課

長職の人々の選択肢は給料が半分で上司が後

輩の再任用か、給料は望まずに民間の職場に

行くか、年金の先取りでの支給での悠悠自適

の生活を選ぶかになる。

いずれも、一長一短だ。

ただ、やりがいのある現役を終えてしまうこ

とに変わりはない。

そして、現役を終えた時に社会の第一線を離

れて行き場を失うことも多い筈だ。

それならば、現役の残りの年数で第2の人生

の準備を始めるべきなのだ。

確かに自分の長い職業生活の締めくくりの仕

事に打ち込むのも悪くはない。

しかし、それは完璧な過去は保証するが未来

への準備の一助にもならない。

現在は、人生100年時代といわれ過去とは

違い、リタイアの後の生き方が重要な時代な

のだ。

リタイア後の準備をいち早く進めたものが、

勝利するといっても過言ではない。