認知行動療法の思い込みの改善の中に「ね
ばならぬ志向」から「だったらいいな思考」
に考え方を変えるというのがあるという。
「ねばならぬ」と勢い込むのではなく「で
きたらいいな」とか「・・・になれたらい
いな」と考えることだと思っている。
こう考えると小さな挑戦がしやすいし無理
が少ない。
自分はこうあらねばならないと意気込むと
、ことに取り掛かるのに大変に力がいる。
また、日常の自分のあり方も、力んでぎこ
ちない在りようになりがちだ。
であるならば「だったらいいな」思考にし
て、ある意味ダラダラと始めてみてはいか
がだろうか。
「だったらいいな」と肩ひじ張らずに取り
掛かるのもよいのではないかと思う。
そして、だったらと思うものになることに
執着すればよいのだ。
軽いのりで物事を始めて着実に進めれば、
そのうち幸運がやってくるかも知れない。
我々の組織も初めて数年間は、こうあらね
ばならないの意識でガチガチになっていた
が、最近はやってみてダメなら変えるとい
う風に、かなり柔軟に変わった。
これでいいし、当分これでいこうと思って
いる。