セミナーや講演会というものは、法人の活動
を外部に発信するための方法としては最も効
果的かも知れない。
ただ、そのテーマや演題によっては対象にな
る人たちが限定され、集客が困難なことも起
こると考える。
そうなると、実施する側からいうとかけた費
用の参加人数当たりのコストが高まり経済的
には失敗とも言えよう。
しかし、ボランティアで活動を展開している
我々のような法人の場合には、この経済的な
成功は必要がないので少人数でも内容をしっ
かり理解してくれる人がいれば、それでよい
訳だ。
少人数でも、その内容を理解し、自身の行動
のために活かしたり、その内容を周囲の人々
に伝え、伝播していくことでじっくり浸透し
ていくのも悪い事ではない。
従って、集客の大小に関わらず内容の優れた
セミナーや講演会を継続することには意味が
あると言わざるを得ない。
コストの負担に耐え得る資金力と、実行を支
える知力や気力の持続があるうちは実施する
ことがよいと考える。