世に湧き出るアイデアは数限りなく存在する。
自分が考えつくアイデアの量も多分、相当な
ものだ。
であるならば、その豊富に湧き出るものは将
来の起業や事業の創出に何故結びつかないの
であろうか。
それは、アイデアは豊富に湧き出るが、すぐ
に忘れ去るものだからだ。
であるから、手帳やメモ帳が貴重なのだ。
それらの活用で記憶に残り、思考が継続する。
実は、この思考の継続が重要なのだ。
製造メーカーであれば、このような製品開発
は日常茶飯事で行っているであろう。
製品自体の内容が決まったら、普通はネーミ
ングと製品のデザイン、発売のプロモーショ
ン、コマーシャルといった「マーケティング」
の世界に舞台を移していく。
この段階で登場してくるのが、広告宣伝関連
の企業や下請け企業になる。
電通、博報堂を始め中小の広告関連企業が、
ネーミングやデザインなどのそれぞれの得意
分野で関与してくる。
これを、すべて内政化している企業は、ほと
んどないであろう。
大昔のサントリーのサンアド(開高健などの
著名人がコピーライトやイラストレーターと
して帰属した)のような組織を持つ企業は、
現代では存在しないのであろう。