世に湧き出るアイデアは数限りなく存在する。
自分が考えつくアイデアの量も多分、相当な
ものだ。
であるならば、その豊富に湧き出るものは将
来の起業や事業の創出に何故結びつかないの
であろうか。
それは、アイデアは豊富に湧き出るが、すぐ
に忘れ去るものだからだ。
であるから、手帳やメモ帳が貴重なのだ。
それらの活用で記憶に残り、思考が継続する。
実は、この思考の継続が重要なのだ。
こうした、アイデア創出から、その具体化ま
での段階に、自力創出と委託創出がある。
よく、企画会社に委託し行う場合がある。
どんな感じというと、オピニオンリーダー的
な存在を数人レベルで数グループ集めて、ニ
ーズの把握をするとともに社内のアイデアを
ぶつけてみる。
この時の意見や更に人数を拡大した調査結果
を基に製造業であれば試作品を作り、アイデ
ア(=コンセプト)と製品の評価を何度も繰
り返す。
過去に、この代表的な施行例として語りつが
れているのが、アサヒスーパードライの消費
者調査だ。
それ以前にない規模と回数で調査を繰り返し
て社運を賭けた製品に仕上げたといわれてい
る。