教育の力 2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

過去のブログより。

 

OECDの中で日本の公的教育費のGDPに占め

る割合は最低レベル。

大学など高等教育への公財政支出の対GDP

は平均の半分程度(アメリカの半分)。

トップのフィンランドの3分の1以下。

かつての教育に力を入れる国の姿はもうない。

かと言って、理想の追求は重要であるが、その

実行には段階があり一足飛びに達成できないこ

とも知っておくべき。

つまり、着実に歩を進めて、かつての教育王国

に向かっての努力をはらい続けたいものだ。

一方、固定化した組織でも変革の波は極めてゆ

っくりでも、やがては訪れる。

その時にビックリして準備を始めるようでは、

まるで周回遅れのランナーのようなもの。

いまから自己啓発と勉強に励むべき。

やっぱり、教育には時間を必要とする。

それには充分な準備と積み重ねた修練が欠かせ

ない。

今から鍛錬と修練に励もうではないか。

いずれにしても教育水準の高い国として、自分

の国の財産として、教育を誇ってきた国の姿は

、今はない。

この復活のために今日から取り組むことは何に

も勝る国力向上の決め手だと強く思う。

 

先日見た、オンデマンド講座によれば日本の高

校生は欧米に比して文系の生徒の数学の授業時

間が不足しているらしい。

ここ数年のうちに、早稲田大学が入試科目の数

学を必須にするという。

いずれにしても、教育への注力は喫緊の課題だ。

それと、今日的な話題でいえば、国会の予算委

員会で困窮学生の支援策の質疑応答で、予算の

手当額が不足するのでコロナ対策予備費から充

当すると回答したことを絶対に忘れるべきでは

ない、と考える。

教育への予算も含めた注力は、喫緊の課題であ

るからだ。