世に多くの一発屋が登場しては消えていく。
最近、自分の会社を部分的にではあるが手放
して巨万の富を手にしたものがいる。
自分のアイデアが時代にマッチして会社が大
きくなり、仕事以外にも趣味のようなものに
多くの金を費やして、世間に大いに話題を提
供し続けた。
この人物が一発屋かどうかは、今後の行動や
発信することに対する評価によるであろう。
こうしたことは、規模の大小はあろうが現代
では、ある意味ありふれている。
最近のテレビ番組でみた、在札のジム経営の
女性の話も面白かった。
札幌に自分がいいと思うジムがなかったので
東京から、それをもってきたことで成功した
という。
そして、最近は東京ではなくニューヨークに
、そのもってくる場所を移したらしい。
この積極性は、なかなか良いとして、やって
いることのオリジナリティのなさは如何なも
のであろうか。
こうした模倣だけでは、多分永続的な成功は
覚束ない。
独自の工夫と流行りに乗った成功だけではな
い一貫した信念が必要であろう。
このあたりが、一発屋と永久に続くものを分
ける基準なのではなかろうか。