働き方のシフトについて、ワークシフトから
抜粋。
今後価値が高まりそうなキャリアの道筋とし
て3つが上げられている。
「草の根市民運動家」「社会起業家」「ミニ起
業家」である。
以下に、ひとつづつ紹介してみたい。
次に、「社会起業家」。
社会をよくしたいと思う人が選ぶ道は、市民
活動だけではないといわれている。
自分のリーダーシップの技能とマネジメント
の手腕を活用して、社会のニーズに応えるた
めの組織を作ろうとする人もいる。
社会起業家の行動の核をなすのは、社会を変
えるために新しい事業を立ち上げ、それを運
営したいという意志だといわれている。
これは企業の経営者が利益を業績評価の基準
とするのとは一線を隔する。
この社会起業家の代表者ともいえるのが「グ
ラミン銀行」のユヌスといえる。
マイクロファイナンスの全世界での融資総額
は3兆円を超えた。
また、社会起業家の連携や育成の動きは拡大
し続けていて、最近では有力ビジネススクー
ルは相次いで社会起業家養成コースを創設し
ているという。