世界は、コロナとの直接の闘いは勿論だが
、それと並行して、その社会的影響との戦
いもスタートするというステージに移行し
つつあるように見える。
17日、18日の新聞では、ドイツの事業
者対策やアメリカの事業者対策のことが報
じられていた。
ドイツのことは、ある人の友人の自営業者
のドイツ人が申請から2日で36万円が振
り込まれた話であった。
アメリカの話は、記事のまま書くと「トラ
ンプ米政権が、新型コロナウィルス危機で
打撃を受けた中小企業の支援に用意した予
算3500億ドル(約38兆円)が、16
日、底をついた。雇用を維持すれば返済が
不要となる補助金に応募が殺到し、制度導
入から2週間足らずで受付を停止した。」
というものだ。
アメリカの方は補足すると記事の後半部分
で、「先着順だったため申請が殺到し16
日までに160万件を突破した。」とある。
つまり、双方の記事が示すものは先進的な
国家では、内容の良し悪しの評価は別とし
てフルスピードで対策が検討、立案され制
度が動いている、ということである。
一方、我が国では制度の決定にすら至って
いないのが実情ではなかろうか。
この差の原因は、どこからくるのか?