アドラーの言葉に次のようなものがある。
幸せの三要素は、自分自身が好きかどうか。
よい人間関係を持っているかどうか。
そして、人や社会に貢献しているかどうか。
自己効力感、今の若者に多く不足している
もの。
自己効力感は自分自身が好きであることが
原点になければ生まれない筈だ。
また他人が好きでなければよい人間関係を
持てるわけがない。
ここには「アイムオーケー。ユーアーオー
ケー」あるいは「ウィンウィンの関係」と
いう「よい人間関係」構築の基本が示され
ているように感ずる。
そして社会貢献の重要性。
マズローの満足のステップ3、4段階はお
そらく社会貢献と大きく関連すると思う。
個人のレベルから社会のレベルにステージ
を広げる。
これが幸福につながる道と信じたい。
若い頃の仕事の目的は、自分や家族のため
であったように思う。
段々と、この要素が減り世のため人のため
の仕事が増えているような気がする。
自分のためならば、やらなくともよいとい
う思いが、最近増えつつある。