NPOの現在について思うこと その2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログより、

 

内閣府のNPOホームページによれば、認証

法人数と申請受理数の合計は、全国で約82

000で解散数は約14000となっており

、ここ10年間で概ね2割の法人が消滅して

いる。

更に、ある調査では法人格取得時期を直近の

20年間で比較すると2006年がピークで

2013年以降は横ばい状況である模様。

ここ札幌市では、認証法人数957であるが

解散数は282で解散の率は3割に達してい

る。

上記のようなことからするとNPOのブーム

は過ぎて停滞し始めたといえよう。

それと、代表者及び組織員の高齢化が原因で

、今後高まっていくであろう解散は加速化し

ていくのではなかろうか。

このような傾向に歯止めをするためには、い

ま一度各NPOの存在意義や価値を確認再評

価し社会的意義の高いものを保護する制度が

必要であろう。

一時の何にでも認可を与えた時代はとっくに

終わり本当に必要なものを保護育成すべき時

がきているのではないだろうか。

 

我々の法人も、もうすぐ10年目を迎えよう

としている。

再来年に10年になるわけだ。

そこで、上記の2-3割に入ってしまうかの

在りようが問われる。

その時点で消滅していないよう精進しなけれ

ばならないと考えている。