キャリア教育の問題を考える | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

若年のキャリア教育の問題は枚挙に暇が無い状

況です。

まず現在は教育がシステム的に開始されたばか

りで、教育のカリキュラムや教材や体験の機会

等々が実験途上で未完成です。

学校だけでは、事足りずに民間の組織がその不

足を補っている現実もあります。

ですがわれわれ関与者の問題意識や改善意欲や

行動は維持しさらに向上する必要があります。

問題を放置しては将来の禍根を残します。

関与者は健全な社会の進歩への路を残すこと無

く、社会の舞台を下りてはならないのではない

のでしょうか。

また、教育関係者は学力の習得や受験教育中心

に教育をすることとともにキャリア教育を自ら

が学び、職業の研究も同時に行う、レディネス

テストを行える能力を持つ、という程度のこと

は認識して仕事をしたほうが良いと考えます。

また、自分の就いてきた職業の中身を若年者に

伝えることも簡単なキャリア教育の方法です。

そういうことが、今、小中学校で実施されつつ

あり、更なる普及が待たれています。

それ以外にも方法は何かあるはずです。

現在は、部分的にキャリア教育の研究や実験が

行われているだけで総合的で体系化されたもの

を作るための実験の段階です。

例えば、高校の就職指導が中心の進路指導で自

前のカリキュラムもなくインターンシップが中

心的な自前のイベントという、お寒い状況を看

過すべきではないと考えます。

そして、かなりの部分を外部委託して業者任せ

にしている実態も無視できないとも思います。

周知を集めて充実したキャリア教育を展開して

いくべきなのです。