過去のブログより。
認知行動療法の思い込みの改善の中に「ねば
ならぬ志向」から「だったらいいな思考」に
考え方を変えるというのがあるという。
「ねばならぬ」と勢い込むのではなく「でき
たらいいな」とか「・・・になれたらいいな
」と考えることだと思っている。
こう考えると小さな挑戦がしやすいし無理が
少ない。
物事を進める時の、トライ&エラーやスモー
ルステップで進めるとかいうものも、こうし
た「小さな挑戦」に近い気がする。
例えば、今年度の講演会は、過去の大会場で
のものと比較すると小規模会場での実施とし
入場者数も過去の半分程度の募集で良いと考
えて実施した。
今後も、こうした中小規模での実施を指向し
たいと思っている。
こうした、余り堅苦しく考えないで実施する
ことで実施回数を増加出来る。
小規模、多頻度での実施は、我々のような小
集団のイベントにはふさわしいのではなかろ
うか。
上記のような考え方で物事を進めると、とっ
かかりでつまずくことが減る。
気合を込めて、さあやるぞと気負うことが減
るので、スタートが切りやすい。
過去の例から言うと、就職支援相談会の開始
から2回は人が集まらなかった。
そんなものであろうと、気楽に続けた。
そのうち、段々と人が増え、最大で1回に4
、5人が参加してくれた。
今では、ほぼ毎月実施できるようになった。
焦ることはない、ゆっくりでよいのである。