過去のブログより。
自分で自分を自己評価する場合に、よく言
われることとして、「過大評価」又は、「
過小評価」という言葉がつかわれますが、
これは実際よりも過大に見たり、或いは逆
に、過小に見たりしてしまうことを指して
います。
では、どうしてこのようになってしまうの
か・・・?
つまり、これは自分を主観のみで見てしま
うからではないのか・・・、つまり、「自
己基準」だけで判断してしまうと、このよ
うになるのではないでしょうか。
ですから、採用する側は応募書類の内容、
そして、面接での応答の内容を鵜呑みには
しません。
事前に、書類記載内容を点検し、そして、
面接での応答の中身の是非について確証を
得ようとするわけです。
つまり、採用側は「客観的基準」での評価
をしたうえで、採否を決めるということな
のです。
以上のことを踏まえますと、“自分を知る
”ためには「主観的」な観点のみならず、
「客観的」な整理も加えたうえで自分自身
を把握しておかなければならないと思いま
す。
そして、そのための方法としては、「抽象
的」な捉え方のみではなく、「具体的」な
整理とその表し方が欠かせないことになり
ます。
そして、「具体的」な整理方法としてお勧
めしたいのが、<過去><現在><未来>
という時間軸での整理・分析方法です。
まず、過去の具体的な職務などを5Wで書
き上げます。
現在も、同様に書き上げます。
最後に、現有の能力の将来への展望を書き
可能性を表現することで「客観」に耐える
ものを書き上げます。
この手法により、具体的な事実に基づく記
述内容を増やすことで、主観からの脱却を
図り採用側の「客観的基準」での評価に耐
える自己評価をアピールするのです。