インターンシップ至上主義のキャリア教育は
誤っている。
インターンシップもドイツで言われているよ
うな「臭いかぎ」のための短期のものや、た
だ就業経験をすれば、事足りるというもので
もない。
やはり、自分が希望する職種での就業経験が
的確に行われなければないのではなかろうか。
そこで初めて、自己の適性や能力と選択した
職業との本当の相性が確認できるのではない
だろうか。
だから、インターンシップの前に学生個々の
職業興味や職業適性を把握することや職業の
基礎知識を書籍やネットの活用で学生に知ら
しめることが前提に行われなければならない
であろう。
そして、そうした自己理解と職業理解のうえ
での職業選択と、それに適応した職場でのイ
ンターンシップをおこなうことで真の定着率
の向上が図られるのではないかと考える。