新聞に学生の就活の場所の話が載っていた。
民間や半公的な機関の場所の活用もいいが、
自室を活動基地化するのも良い。
情報入手や書類作成にパソコンやスマホを活
用しSNSをフル活用する。
書籍からも活用すべきものを得る。
メモやスケジュール管理も自在にできるだろ
う。
もし自室が無い場合でも「ノマド」になれば
よい。
学校や上記の民間や半公的な機関の場所、図
書館、場合によっては喫茶店、カフェも使え
る。
机さえあれば、仕事は可能だ。
問題は、フル活用すべきSNSから得る情報
の量と有効性だ。
例えば、公務員試験(これから本格的に始ま
るであろう)での質問にある「あなたは、当
市のどんな場所で・・・の能力を発揮しよう
と考えていますか」。
この質問への「自分が学校で学んだ・・・の
知識や能力を市民のために活かします」や「
公共の場で皆さんのために仕事をします」な
どの抽象的でステレオタイプの回答は有効性
に乏しい。
こんな答えは、学生の面接トレーニングでは
万人が口にする。
そこで、差別化するには志望する地方自治体
の詳細を調べることだ。
そのホームページや資料から自治体の構造を
調べ上げて、自分が活躍できそうな部署を想
定し具体的な仕事をイメージし、自分の能力
の発揮場所を見つける。
そこで具体的に何をしたいか、その結果何が
出来そうかを語ることだ。
いままで、何十人もの学生の面接トレーニン
グを行ったが、ここまでの話しが出来た人は
一人もいなかった。
いまは、少しは増えたかも知れない。
いまも、これこそが合格への近道だと思って
いる。
そして、このことは「場所」を選ばずに出来
ることは間違いない。