仕事を探すときに「しなければならないこと
」は重要な意味を持つ。
その中でも賃金や勤務時間は重要な意味を持
つ。
ただ賃金は必要な生活費の厳密な計算が基礎
となるが、人は、その面で自分に甘くなりが
ちなことは否めない。
自分の賃金の正確な査定が可能ならば、この
面の問題は解消可能だ。
しかし、人間心理からいって自己を厳しく査
定することはかなり困難であろう。
そこで、職業能力評価基準に従って評価して
見てはどうだろう。
金額の査定ではないのだが、正確な基準に基
づく評価は対外的な評価であり自己評価を上
回る。
今後、企業が求人情報の精密化を進め、現在
多く発生しているミスマッチの解消に努める
動きと、上記の求職者の職務能力の見える化
が並行して改善されることにより、ミスマッ
チは徐々に解消されていくことであろう。
このことは、キャリア開発にとっても、適職
の選択にとっても大幅な事態の改善に繋がる
であろう。